地域でのご協力
日本赤十字社滋賀県支部では、毎年5月の赤十字運動月間を中心に、各市町の赤十字業務担当窓口(地区分区)、赤十字ボランティアや町内会・自治会などの方々のご協力により、活動資金のご寄付をお願いするため、皆さまのご家庭を訪問し、地域でのご協力依頼をすることがあります。地域によってその募集方法は様々でありますが、赤十字の活動資金として大切にお預かりいたします。お預かりした社資は、地区分区を通じ滋賀県支部に送金され、地域での赤十字活動をはじめ様々な人道的活動に役立てております。その際には、ぜひご参加、ご協力ください。
『赤十字にとって5月は』
自らの体験から敵味方の区別なく救護する国際組織の創設を提唱したアンリ・デュナン。彼の願いと行動は1863年の赤十字への誕生へとつながりました。彼が生まれた5月8日を「世界赤十字デー」として、赤十字の理念や活動を普及する運動が世界中で展開されています。
一方日本では、海外で赤十字の運動に感銘を受けた佐野常民そして大給恒が、西南戦争の最中に幾多の困難を乗り越え、日本初の戦時救護組織として1877年の5月1日に博愛社(日赤の前身)を創設しました。
日本赤十字社では、こうした意義深い歴史的な日のある5月を赤十字運動月間としており、5月を中心に赤十字の理念や活動への理解とそのご支援を呼びかけています。
地域の赤十字担当窓口
地域における赤十字の活動は、行政機関の協力を得て各市役所、町役場などに担当窓口(地区・分区)を開設しています。
地域での赤十字の主な活動
・市・郡の赤十字窓口では災害時の救援物資として毛布や緊急セット(日用品)を備蓄しています。
・赤十字奉仕団が赤十字の使命とする人道的な諸活動を地域で実践し、住みよいまちづくりのための活動や、災害に備えて訓練に励んでいます。
・AEDを使った心肺蘇生法などの講習を支部と共催で開催しています。